ハルユタカは実は病気に弱くて
一時消えそうになっちゃったことがありました。
そしたら全国からいろんなお問い合わせがあって
これを復活させてくれないかというお話があって
なんとか回避したいと思いました。
江別の農家の方で片岡さんという方がいるのですが
とても勉強家な方でしてね。
片岡さんが何年もかけて研究した結果
雪の降る直前に種を蒔いたら
翌年ちゃんと芽が出てくるということになりました。
それはとてもすごいことでした。
それを何年間も続け、
収穫が安定して全国のお客様に届けられるようになりました。
ハルユタカは1987年にデビューしたのですが
その当時としては国産の小麦としては初めて
パンになる程たんぱくの多い小麦です。
そしてしっとり感・もちもち感があり、
焼いたときの香がなんといってもすばらしいのが特徴です。
「ハルユタカ」という名前は北海道率試験場の方が
つけたのですが、
春が豊かになってほしいというのと同時に
この小麦がなんとか豊かに育っていって欲しいな、
という思いを感じますね。
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