”おいしい時間”それは、「本物の食」について考える時間

～松下さんはいったいどうういう人なんだ？！(笑)
という人となりをお聞きしたいのですが
柔道一筋だそうで？！

そうですね、中学時代、江別の町道場が全道優勝して
高校行って大学の時に個人でも団体でも優勝して
全国に行ってます。


～すごいですね！
でもそこまで凄かったら
アスリートのようにそっちの道とかいきますよね？？

はい、行きたかったんですけれども
ちょっと家庭の都合で父に就労しなさい、と言われまして。
農家だったんですけれども農協の常勤になって
家を空けることになったので
家で仕事する人がいないので地元の大学に行って
通いながら牛に餌をやるという。
経験もゼロでした。

～それから沢山苦労もされたんですけれども
世界中を毎年13日間、イスラエル、ヨーロッパ、
ベルキー、オランダ、ノルウェーに
行って花の勉強だ、農業の勉強だというのを
ずっと続けて！

半分遊びだというのもあったんですけれどもね(笑)

～何が一番ためになりました？

やっぱり大農業というか8ヘクタール全部を
水耕栽培のインパチェンスを見てきたりだとかしました。
インパチェンスというのはお花なんですけれども
東京ドームが3.7ヘクタールですから
その2倍くらいが全部ニューギニアインパチェンスという
花で埋まっている所を見に行ったことがあります。

なので北海道も広いと思ったけれども
まだ世の中広い所いっぱいあるんだなーというのを
確認しましたね。

～でもどうして牛にたどり着いたんですか？

一応和牛をやって農業にはない
牛の出産という体験をして
命をはぐくむ仕事ということで
一般のお米とか麦とかとは違うものを
この畜産の和牛の仕事に感じて興味をもちました。