~杉山さんにとっての食とは?
これは「うけつぐ」ということです。
私は父より豊平館の歴史を受け継ぎました。
その父の精神、
「良いものは変わらずにそして新しい時代と共に」
という言葉が父は好きでよく私達に仕事の時に言ってました。
今までの良いもの、豊平館の歴史的なものは守れよ、と。
ただどんどん新しい食というものは取り入れていかないと
長く商売を続けていけないんだよ、と教わりました。
その精神を受け継いできてますよね。
後はとにかく感謝の気持ちなんだ、とも言ってました。
まず自分達が仕事ができるのは
生産者の方がいて、
お客様が来てくれて、
周りで友人や家族が支えてくれて、
それ以外にもいっぱいのお取引先の方々がいて
その全ての人たちが守ってくれてるから
今の豊平館がずっと続いてきている。
だからその感謝という気持ちを忘れてはいけないのです。
ですから私は父より
豊平館を通して食という文化も受け継いでいるんですけれども
その精神も
今度は自分の子ども達とか
北海道、札幌の未来の飲食を
飲食をしている人達にも伝えて行きたいと思っているので
私の食の一言は「うけつぐ」ということにしたいと思います。
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