”おいしい時間”それは、「本物の食」について考える時間

～谷口さんは食べ歩きが趣味ということですが。

そうですね。
休みの日は色んなお店に食べ歩いています。

～そうなんですか！
中でも我々がすごく興味を持ったのが
評判のいいお店はもちろんなんですが
評判の悪いお店にも敢えて足を運ぶと聞きましたが
どうしてなんですか？

はい、うちは飲食店を経営しているので
絶えずお客様目線でありたいと思っております。
普段何気なく思っていることでも
お客様の視点になるとちょっと疑問に思うことも
出てきますので良い所ばかりではなく悪いところも
見た上でお店作りをしていきたいと思ってます。

～さすがですね。
あ、これ気をつけなきゃならないな、
といった戒めみたいなものってあります？

そうですね、味に関しては人それぞれ好みがありますので
サービスですとかお客様に対する気配りですとか
そういうものが気になることがありますね。

～それとは逆に評判のいいお店って
何がいい所多いですか？

やっぱりお店に入った瞬間からオーラが違いますよね。
接客の基本ですが笑顔や元気、挨拶ですね。
当たり前のことなんですけれども
ありがとうございます、もちゃんとお客様の目を見て
言うことが大事ですね。


～海外ではいいなと思うお店とかあります？

アメリカの創作料理を出しているお店で
ソムリエの先生にお話を聞いたことがあるんですけれども
三ツ星レストランなどはメニューを書いて
それをクシャクシャに丸めて
席の上にトンって置いてそれがライトアップされて
そしてお客様が入ると
なんだ、ゴミが落ちてるじゃないか
と開けてみるとメニューだった、という演出があったりですとか。


～演出なんだ！やっぱりアメリカ違うな～！

非常にアイディアが豊富で自由ですよね。