”おいしい時間”それは、「本物の食」について考える時間

～谷口さんの会社ではレストランを長いこと経営されて
いるんですけれども創業の話をお聞きしたいのですが。

創業は59年前に最初は札幌市内で洋食店として
オープンしたお店でして
当時はですね札幌市内洋食店といえば
弊社かもう一店あったということなんですけれども
当時はハンバーグやステーキは
スーツにネクタイをして正装で食べるような時代
だったらしいんですよね。


～あ～！懐かしい！
僕も大体スコットさんと同じくらいの年齢なので、
ま、58なんですけれども(笑)、正装でしたよね！

みたいですね！
今でもスーツを着てご夫婦でみえたお客様なんですけれども
「当時スコットで私、プロポーズしたんですよ！」
という方もたまにいらっしゃいます。


～なんて素敵な話なんでしょう！
･･･ステーキだけに･･･(笑)

(笑)


～スコットというお店の名前の由来は？

当時、初代の社長が夫婦でイギリスに旅行した時に
行ったお店の味に非常に感銘を受けて
札幌でそのレストランの味を再現しよう
と思ったのがきっかけだったんですよ。
そのレストランの名前がスコットだったんです。


～その頃からずーっと伝統も受け継がれていると思うんですよ。
創業当時から60年ずーっと受け継がれているもの、
谷口さんにとっては何がありますか？

まず味ですね。
当時から非常に評判の良かったデミグラスソースですとか
赤レンガテラスではその創業当時の味を再現しようと
そのデミグラスソースハンバーグを出しています。