酪農学園大学では短角牛の飼育をしています。
短角牛とは正式には日本短角種という名前の品種です。
明治時代から東北地方にいた南部牛、これに明治の初期に
ショートホーンという種類の牛を掛け合わせて作ってきたと
言われています。赤茶色の毛をしていてよく草を食べる非常に穏やかな牛です。
短角牛の肉は脂肪分のない赤肉のおいしい肉をたくさん生産できる牛です。
私達は子供を産む繁殖牛、肉にする肥育牛の大きく2種類の牛を育ててますが
繁殖牛は5月の半ばから今年は11月の頭くらいまで
放牧地に出して草をいっぱい食べてもらって飼うようにしています。
短角牛は本当に好き嫌いをしない牛でして
黒毛和牛は少し好き嫌いをするのですけれども
短角牛はなんでも食べてくれます。
肥育牛は自分たちでビールを作るときに出るビールのかす
があるんですよ、これと小麦とふすまを混ぜて発酵させたものを
食べさせています。一番苦労するところは
食べさせるものの品質をいつも一定にするということです。
あと、牛が食べ飽きないように食べてもらうということですね。
このような酪農学園大学の生徒が育てた短角牛を
12/15から札幌の裏参道にありますハンバーグレストラン
竃円山本店と新千歳空港店で食べることができます。
是非足を運んでください。
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