私は酪農学園大学で家畜の繁殖、
特に牛の繁殖について研究しています。
繁殖とは子供をいかにして産ませるかということなんですけれども
生まれてくる子供が経済的能力が高くないといけないんですね。経済的能力というのは例えば肉牛だと肉がたくさん取れるとか
早く大きくなるとかちょっとの餌でも大きくなるとか。
乳牛であればおいしい牛乳がたくさん出るとか
そういう牛を作っていくというのが私達の仕事なんですね。
今は大体60頭くらい飼育しています。
~先生の趣味は牛を見ることということですが
毎日見ていて見飽きないのですか?(笑)
牛を見飽きることはないですね(笑)
牛の専門家は多分毎日牛を見ている方が楽しいと思います。
見たことのない牛がたくさんいるんですけれども
教科書だとか図鑑などで初めて見る牛などいましたら
すごく面白いですね。
多分子供の頃動物園に行くと色んな動物を初めて見ますよね。
その時にあ~、すごいな、って思うと思うんですけれども
それに似たような感覚だと思いますね。
~どこか牛をみに行ってみたい場所とかありますか?
アジアの国と南米とヨーロッパではいる牛が大分違うんですよね。
そこの気候・風土に合った牛がいますので
見たことのない牛がいるところに行ってみたいなと思います。
最近ではドイツのミュンヘン動物園にですね
牛の原型と言われているオーロックスという牛がいるんですよね。
これはずっと見たかった牛なんですけれども
去年ようやく見ることができました
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