北海道米の販売戦略「米チェン」についてですが
平成17年の頃はまだほしのゆめが主流できららもあって
ななつぼしがやっと出てきたタイミングでした。
そういうところから始って
平成18年におぼろづきが本格的にデビューしたという流れでした。
以前は北海道のお米は安いお米で業者さんも売上を取るためには
扱うんだけれどもちっとも儲からなくて
府県のいいお米を入れてきてそれをいい価格で売ってそれで儲ける、
という格好だったんですね。
それをおぼろづきが出たときに何とか高級ブランド米、いいお米として
扱ってほしいということでこのおぼろづきを八十九という商品名にました。
お米は八十八なのでそれよりひとつ上だということで
八十九なのですが、パッケージもデザイナーの方にお願いして
かっこいい高級感のあるものにし、価格もこれまでの倍くらいの値段を
つけて「これで売りたいんだ」とお願いしました。
扱っていただいた方は「北海道のお米でそんな価格では売れないぞ」
ということを随分いわれたんですけれども
実際にやってみたらマスコミさんも沢山報道してくれて
食べた方からも評判が良く、おぼろづき八十九は飛ぶように売れてですね
それで世の中の北海道米に対する見方が変わりましたね。
食率も6割から徐々に上がってきた、という歴史があります。
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