美味しい小麦がどんどん開発されてきているという事が
一番の理由だと思うんですね。
北海道産小麦って皆さん当たり前のようにいわれますが
そもそもが今から25年以上前なんですけれども
「はるゆたか」という小麦が誕生したんですよね。
この「はるゆたか」でパンを作るとふわっていうよりも
どっしりとかもちもちした食感、
これが大変うけまして。
おいしい!ということになって北海道産小麦でパンをもっともっと
焼こう、ということになったんですね。
これからの北海道のパンは小麦はもちろんなんですけれども
職人さんの腕ももちろん上がっていますし、
考え方やイメージの作り方がどんどん進化しているんですね。
例えば小麦でいえば品種を指定してこの品種でパンを作りたいとか、
これからは地産地消という意味でもあるんですけれども
その土地でしか味わうことのできないパンが出てくるんじゃないかなと
思っております。
~森さんにとっての「食」とは?
「繋がり」です。
やはりパンから考えられる事でもあるんですけれども
パンが私たちの手元に来るまでには
小麦の品種を研究する研究者、そしてそれを受けて生産者である農家さんが
小麦を栽培してくださるというのがあってその次に製粉会社の人達が
製粉していき、その次がパン屋さんですよね。
パン屋さんが美味しいパンを作ってくれて私たち消費者の所にくるので
このサイクルがすばらしいものだなぁと感じますし
またこのパンを食べる人達の広がりを作るのが私自身の仕事だなと思っております。
パンコーディネーターの資格は
日本パンコーディネーター協会で検索していただきますと
そちらのサイトで申し込みできるようになっています。
興味ある方は是非見てみてくださいね。
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