菊地博士というドクターがいるのですが
その方の弁を借りてお話しようと思うのですが
それは健康長寿米という発想ですね。
前回申し上げましたけれどもたんぱく質は米の美味しさを
邪魔しているんだ、ということで
人間にとっても重要で貴重な蛋白源を減らす
という品種改良の戦略をちょっと変えていかなければならない、
ということなんですね。
これは超高齢化社会に突入している日本なんでね
これからどういう米が必要なのかな、ということですね
高たんぱくで高栄養でしかもおいしく、
これ、贅沢な条件ですよね、それから免疫力を高める、
こういう機能を備えた健康長寿米というのを目標にしたらどうか
というのがドクター菊地の考え方なんですけれども
私これ、北海道の米の開発のプロジェクトというのは
既成概念にとらわれないで柔軟性のもとで研究開発を
続けていってほしいなという風に北海道米物語としての
締めはそういうことで締めさせていただければいいかなと
思っております。
~西山さんにとっての「食」とは?
銀行という職場におりますと食というのは
これは、ビジネスですね。
米に限らずですね、北海道というのは原料供給地なんですね
付加価値をもっとつけて原料供給に止まらず
或いは一次加工に止まらず高レベルの高次加工をして
それも北海道内でそれをやりとげて
それで大消費地にそれを送り込むと。
これが北海道のこれから生き残っていく道筋だと私は信じております。
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