北海道の米が40年くらい前にはどんな風に表現されていたか
というと猫も食べないから「猫またぎ米」とかですね
北海道という言葉にかけて「厄介どう米」などという
ありがたくない名前が代名詞としてつけられていたんですね。
70年代に減反政策という流れの中で
このまま北海道のお米が美味しくないということになれば
北海道からお米をなくしてしまえということで
非常に大きな危機感を北海道の関係者は持ち出したんですね。
それでアミロースというでんぷんの種類が多く含まれると
ごはんが固くなって粘りが少ない、というこれを解決するために
農業試験場の稲津さんが品種改良をするためにですね
アミロースを分析する機械を手作りで1978年に当時の2千万、
今の金額で言えば2億かけて用意しました。
そして一粒一粒をその機械に入れて分析していくんです。
これは全国世界でも初めての試みでした。
実はゆめぴりかにその技術は反映されて今、日本一おいしい、
つまり、猫またぎ米チェンジをした、ということなんです(笑)
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