稲のふるさとというのは中国の揚子江なんですね。
1万1千年前に遡ります。そこで稲作が始まったと言われて
遺跡発掘などでだんだん特定されてきているんですけれども
その稲作が揚子江から北へ上がっていったのですね。
そして黄河流域まで一部伝わって更に今度は東へ
そして朝鮮半島へ伝わったと。
それが約4千年前だと言われてます。
で、日本に上陸したのが約2千5百年前。
これは稲作の技術を身につけた人が朝鮮半島から
渡来してきたという。そして水田の稲作が始まったのですが
大陸から日本に伝来した稲作というのは弥生時代の中期。
この時期までにですね本州の最北端の青森県まで伝わってたんですね。
やはり津軽海峡というのは大きな障壁だったんですね。
なのでそこからなかなか北海道には渡ってこなかったんです。
渡ってきたときのお話をさせていただきますと
最初は道南の地域で試作をしていました。
渡島の地域、今の北斗市、ここで1660年に試作されて
そして徐々に徐々に試作の場所が広がっていったんですね。
これが北海道の稲作の起源だったんですけれども
北海道水田発祥の地という碑が立ってます。
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