今この食クラスターの活動には230を超えるプロジェクトが
出てきておりまして、その中でももう早くも成果が
出ているものが幾つかあります。
一つは「鮭ぶし」です。鰹節の鮭版です。
実は道立の食品加工研究センターがありまして
そことカツオ節メーカーが共同で他の魚でできないかと考え、
そこで候補に上がったのが鮭なんですね。
普通の鮭ではなかったんです。産卵後の鮭なんです。
いわゆるほっちゃれです。
ほっちゃれは美味しくないといわれているのですが
逆に油が抜けている方がいい、ということなんです。
鰹節も実は油を抜くんですよ。それで美味しいものを作ったと。
それを色々な形で用途を拡大しようと。
羅臼だけじゃなくて鮭が上がってくる川は
例えば八雲であったり、静内であったり、
そいういうところでも同じ取り組みができないか。
そういうことを総合的にやっております。
羅臼町では観光協会・漁協の婦人部、
そういうところでよし、これで名物料理をつくろう、と。
それを道の駅で売ろう、とそんなことを今やっています。
それと札幌のホテルで使って頂いて、特に定山渓の方では
プロの人にどんどん新しいメニューを開発してもらってます。
作る方、食べて頂く方、加工食品と同時に
関係者が一体となってクラスターで進めていこう、
というようになってるわけです。
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