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【第45回月 part:②】百花蜜 « HOME

2011 年 6 月 12 日放送内容

【第45回月 part:②】百花蜜

ゲスト : 2011年6月放送ゲスト:『さっぱち』 サッポロ・ミツバチ・プロジェクト実行委員会 養蜂スタッフ 多久島 和子 氏

1106-2
普通の養蜂家さんは田舎の方に巣箱を置いたりするとたいてい
単花蜜と言ってみかんの蜜だとか蓮華の蜜とか、
そこに咲いてる花がはっきりしているのでそういう名前を付けるんですけれども
大通の場合はいっせいに花が咲きまして、
桜、梅、ライラック、たんぽぽ、クローバー等も一緒にあるので
百花蜜と言うのです。
私も去年採蜜をして味わった時に、とても爽やかで
今まで色んな蜂蜜を食べてきましたが
初めて味わう爽やかな、本当に札幌の爽やかさと同じようなそういう味がしました。
そういう味がしました。
だからもしかして蜂蜜の甘さが苦手だなと
思っている方でも大丈夫だと思うんですね。

蜜蜂だけが自分のお腹に蜜を入れてくるので
本当に僅かなものだと思うんですね。
それがトータルで何10キロも採れるので何万匹が何回も行ったり来たりして
外勤してる蜂は内勤の蜂に口移しで花の蜜を渡して
内勤の蜂がそれを熟成させて蜂蜜にするんですね。
巣の中で熟成させてこれで蜂蜜が完成した、と認識した時には蓋をするんですね。
ちゃんと蓋をするんです。
蓋をしていない時にはまだ熟成が足りないという事なんです。
その時点では蜂蜜ではなくてサラサラした花の蜜というか花蜜状態
でそれはまた水の状態なんですけれども
自分の羽で風を起こして水を飛ばして濃縮させるんです。
それが内勤の蜂の仕事なんですよ。

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