白い恋人のパッケージには山の写真があるのですが、
白い恋人ができた当初は元々はこのパッケージではありませんでした。
ヨーロッパの山をイメージした絵が描かれていてたパッケージでした。
最初は絵だったんです。
発売して2~3年が経ったくらいから缶を作ろう、ということになりました。
今では缶は有名になっていますが当時は箱だけで
12枚入り、18枚入りだけだったんです。
缶を考えよう、デザインをどうしようか、となった時に
ヨーロッパの山に見えるような美しい山はないかということで
色んな山の写真からですね色々探しました。
羊蹄山ですとか大雪山ですとか。
その中で一番絵に近いというか美しいヨーロッパのような山が
利尻富士だったんですね。写真なんですよ。これは。
お菓子自体は出来上がっていたんですけれども
ネーミングをどうしようかということで色々案は出てました。
ブリザードとかツンドラとか北海道の自然現象にまつわる様な
ネーミングの案は出てたんですけれども
中々ぴんとくるようなものがありませんでした。
当時、私の祖父にあたる創設者の社長が歩くスキーをやってたんですよね。
ちょうど11月12月ごろだったと思うんですけれども
歩くスキーから帰ってきた時に私の父を呼び出して
雪を見て「白い恋人達が降ってきたよ」と言ったんですよね。
で、父がそれだ!ということになりまして
それをそのままネーミングに使ったのですよね。
そこで祖父が全然違うことを言っていたらブリザードとかに
なってたかもしれませんよね(笑)
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