羊肉には特有の匂いがあります。
生後一年未満のラム、子羊には殆ど無いのですが
それ以上のマトンにはございます。
本来の肉の味を引き出す為には
これを上手に消す必要があるんですけれども
通常この段階では手軽に使われるのがニンニクなんです。
ただ、それが強烈な匂いは羊の肉の旨みを損なう恐れがありますし
どなたにでもお楽しみいただける味にはならないんですね。
そこで松尾はそのニンニクを全く使わず
搾りたての果汁にですね十数種類に及ぶ調味料と香料を加えた
独創的なタレを考案致しました。
松尾ジンギスカンの地元、滝川の特産品であります
りんごとたまねぎなんですけれども
それを主原料として作った独自のモミダレを使っていてそのたれの完成に
創業者の松尾政治が約十年程歳月をかけて完成したと聞いております。
一番林檎が多く含まれています。
何十年も変わらない味を提供しています。
創業は昭和31年ですから54年間、全くタレの味を変えていないんですね。
それでこれだけ評判をいただいているということは
やはり最初にいかに苦労して作ったかというのが伺えると思います。
これはタレ漬けっていうのは、滝川、砂川とかですね
空知管内ではこれが多いんですけれども
滝川に羊の牧場があったときに初代上長さんがですね
農家の方にタレの漬け込み方を熱心に教えたという、
そこから始まったみたいですね。
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