道産酒、北海道のメーカーが作っているお酒のシェアが
実は平成19年度には20.6%だったんです。
あとの約80%は本州のお酒なんですよ。
これだけ地元のお酒のシェアが低いというのは珍しいです。
その上でうちの杜氏が信念で持っているのは
本州のお酒に負けない酒造りをしよう、と。
味・香り、全てにおいて勝る酒。
で、道民の皆様に、地元の皆様に一番美味しいものを
供給していこう、というのがうちの杜氏の考えです。
私もそう思います。
今の杜氏、佐藤和幸で四代目の日本清酒の杜氏なんですが
その前の津村杜氏(三代目)なのですが
津村が長く杜氏をやっておりまして
それの中で培った技術、これは伝承技術だと思うんですけれども
それを受け継いだのが今の四代目の杜氏でございます。
ですから今の杜氏は先代の杜氏よりもいいお酒を、と。
自分独自の習ったものをプラスアルファでいろんな思考錯誤しながら
ですね今もやっておりますけれども
いいお酒を作っていこう、と。
味のある、北海道のお米を使ったそういうお酒造りを
今はやっております。
手前どもの一番いい点といいますと、
やっぱり水がいいんです。
水の悪いところにいい酒はできない、と
定説なっておりますけれども
手前どもは夏も冬も温度が一番一定で
地下150mから汲み上げてる豊平川の伏流水。
地中のミネラルを適度に含む中鉱水といわれるお水を使っております。
これがバランスの良い水で酒造りに最高の適性を持っている、と
ゆうことでこの水脈が地下にあるので今尚
千歳鶴が都心で酒造りを続けていられる要因です。
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